Experimental crossbreed Live In Bar STYLE 20180317


先月2月に決まっていたライブが未曾有の豪雪によりキャンセルとなり、2ヶ月ぶりのライブになったわけだが、何気に初になる越前市内でのライブ。越前市在住であるベースのトタンは約4分で会場に到着というアットホーム感。

会場に到着して企画者である隼人さんにご挨拶。会場は元来バーであるわけで、殆どの音響機材を隼人さんが持ち込んでいる。私も手が空いているので搬入をお手伝いさせていただく。音響機材にかぎらず照明、スモークマシーンまでも所有しているのには驚かされる。近年はこういったDIYな会場が増えているが、簡易的であっても音には細心の注意を払いたいところだ。

その後、隼人さんのPAでリハーサル。いくつか確認すべき点を確認してリハーサルは終了。音も問題は無さそう。そもそも場所やPAなどでライブの出来が左右されるようなバンドはダメだ。どういう環境であっても品質は絶対に保つべき。

この日の我がエクスペちゃんは3番手。自分たちのあとにはtotal feedbackやB52などの轟音ハードコアバンドが予定しているし、それをちょっとだけ意識した選曲。と言っても自分たちの好きな曲しかやらないので誰かの演奏に影響されたりはしないが、ライブイベントを俯瞰で見聴きした時に、こういう流れでバンドが入れ替わるとカッコイイかも・・・とイメージした故にの意識。

この日のセットリスト
SE、Loop Guru2
1、(I’m Not In )Eden
2、地下室のメロディ
3、Monsters From Mars
4、We Will World Wide Weirdo

En、9th ACID BLUES

ダークでジャジーな生演奏主体のトリップホップである「(I’m Not In )Eden」。定番すぎるジャズ・ベースのフレーズだが歪ませまくったエレキベースでそれを演奏すると古臭さは感じなくなる不思議。シャッフルのドラム、若干サイケなオルガンも登場するが、電子音と歪ませたブレイクビーツをループさせているからか、レトロフューチャーとでも呼べそうな音像に仕上がっていると自負している。
続いてはBUCK-TICKのカヴァー「地下室のメロディ」。オリジナルもサイバーでノイジーなボディビートだが、我々のカヴァーはよりモダンにハードにエレクトリックに。展開やBPMはオリジナルに準じているが、ヴォーカルレスなのでパッと聴きカヴァーだとは気が付かない人も多いかも知れない。
「Monsters From Mars」は我々が結成した頃からの曲だが、デヴィッド・ボウイへのアンサーソング。英国ロックに造詣深い方ならタイトルだけでニヤッとしてくれると思う。この曲は私がヴォコーダーでラップ?みたいな歌唱?を行うのだが、歌詞の内容はビーチボーイズやバーズ、ストーンズなどのロックからの引用ばかり。歌詞を公表する事は無いと思うが、それをした場合、ロック大好きオジサンからは怒られるかお褒めいただくかの二択になると思う。楽曲の途中でBPMが倍速になったり元に戻ったりとマニアックなアレンジを施したつもり。一拍だけブレイクするとか演奏面でも難解かも知れない。
本編最後の「We Will World Wide Weirdo」は我々のファーストアルバムが北米でリリースされた頃に作った曲で曲名にその意気込みが反映されている。速くトランシーなリズムとハードでテクニカルなスラップベースの違和感を楽しんでアレンジした曲。もともとベースのトタンはUSオルタナやミクスチャーロックなどをプレイしていたFUZZBOMBSのメンバーだったので、速くバチバチに歪んだスラップ奏法は得意中の得意。この曲でのベースはスラップのみならずエレキベースを使いつつもエフェクトでシンセベースを再現していたり、私のシンセでTB303風のベース音も出しているし、低域はかなり派手。3人の音、全部がユニゾンしているようなそうでもないような不思議な感じもあり、後半に4つ打ちになったと思ったら、楽曲がエンディングに向かってしまう、ちょっと意地悪な趣も。
この日のイベントは各バンドがアンコールとしての「おかわり」コールを受けるというルールになっているとの事で、最後の「9th ACID BLUES」はアンコールとして演奏。200近いBPMのエレクトロニクハードコアナンバー。速いだけではなく、半分のBPMになって重くうねる場面もあるし、途中で1小節だけ関係のないブレイクビーツが入る部分があったりと、この曲もモッシュピープルには意地悪な曲。スーパーマリオで「そこにその落とし穴が有ったら絶対落ちてゲームオーバーするっしょ」的なアレンジを作るのがとても好きな我々。昔この曲でモッシュしているキッズがノリ損ねて吹っ飛んで怪我しているのをステージ上から見た事がある。ギタリストが休業する前は轟音ハードコアギターの後ろにシンセが鳴っているというイメージだったが、休業後はシンセリードを導入してレイヴィな雰囲気もある異形のハイスピードナンバーにしたいと試行錯誤している。今回のライブ中に新しいアレンジを思いついたので近々試してみたい。

このイベントはとても暖かい。隼人さんを筆頭にみんなが純粋に音を楽しんでいる。我々の意地悪な楽曲と展開にも付いて来てくださる。

企画の隼人さん、会場を提供くださったBar STYLEの皆様、対バンの皆様、来てくださったお客様に感謝。次回は9月に野外でのライブイベントが決定しているが詳細は未定。
少し先だがこちらもどうぞよろしくお願いします!

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