Experimental crossbreed、赤い衝動 LIVE IN HALL BEE 20150531


先月末31日にはちょっと久しぶりのエクスペちゃん祭りをホールビーで行った。
そもそも最近は福井でも一緒にライブしたいなーと思うバンドが増えた。だとしたらそれらを全部集めたバンド数多めのイベントを開催しようと思ったのがきっかけ。

一緒にライブをしたいバンドに片っ端から声をかけ、11バンドとDJが即決定。もちろん、出て欲しかったけど事情で出れないバンドもあったし解散を決めていたバンドもあった。とは言え、出揃ったバンドはそれぞれのシーンで活躍する実力派揃い。ジャンルを飛び越えていろんな才能とセンスが集まってくれたと自負している。出演を快諾してくれた各バンドに感謝。

当日は午前10時30分にホールビー入り。雨だと予報されていた天気だったが一転して晴れ。暑すぎなくて風が心地よい、良い天候だ。

過去にホールビーでライブをした事が無いバンドのみリハーサル。私はみんなと挨拶を交わし、会場の設営をしたりボケーッとしたりして過ごす。

私は2バンド、いつものエクスペとお騒がせバンド、赤い衝動にて出演する。
2バンド共にかなり特殊なバンドだし、自分のテンションの上げ方、作り方もかなり異なる。更には企画者として平静で居ねばならない。

オープンは13時。オープンからお客さんも集まりホッとする。ノートリアスのマコト君がDJ。人が増えてくる。スタート時間の13時30分を10分ほど過ぎた頃に最初のアクトである空想科学TVの演奏が始まる。女声ヴォーカルのモダンなポップバンド。キャッチーなメロとダンサブルな演奏が魅力。
続く2番手はCatfood Rule。ブルースやロックンロールをルーツにした硬派な3人組。演奏も楽曲もさすがの安定感。時期によってサウンドが大幅に変わるバンドだが、何でもこなせる能力がある。今後は、◯◯風とかではなく、自分たちにしか出来ない音楽性を追求して欲しい。
3番めはCAPRICE。クラシック声楽の女声ヴォーカリストのユニット。この日はアコースティックギター、エレキベース、パーカッション、笛のメンバーがサポート。お馴染みの曲や聞き覚えのある曲を披露。普通のライブハウスではなかなか観れないタイプのユニットで、イベント全体の流れ的にもお誘い出来て良かった。
4番めにはSTUPID PLOTS。90年代半ばより活動する古参のスリーピースメロディックパンクバンド。ポップなメロと疾走感溢れる演奏が心地よい。バンド全体を包むB級感がいい。楽曲も分かりやすく、一聴して口ずさめる。この先もこのノリのままバンドが続いて行くと思うと私まで嬉しくなる。
5番めにはDyui。ゴシック系のファッションと重厚なニューメタルサウンド。変幻自在に激情する女声ヴォーカルがいい。ダークでスリリングな曲展開は私には真似が出来ない芸当。過去にはサウンド作りの相談に乗ったりした事もあったが、見事なサウンドと異形の世界観。かっこいいですねえ!
6番めにして前半のトリは、私が在籍する変態パーティバンド、赤い衝動。滅多にライブをしない、いわゆる神出鬼没なバンドだが珍しく5月は2回もライブが有った。前回の富山より演奏はまとまっていたか。飛び交うテキーラ、金切り声に唸るロックンロールギターとデジタルビート!ホームレスが拡声器で怒鳴ったり、ステージ中にいきなりSMショーが始まったりする得体の知れない存在。私は謎のテクノパンクぶっ飛び女子高生・エマちゃんとしてドラムパートのプログラミングをCDに焼いてCDJにて再生。

この日のセットリスト
SE、「きよっちコーヒー牛乳」
1、A・KA・I・SHO・DO (オリジナル)
2、Naked Girl Falling Down The Stairs (CRAMPSのカヴァー)
3、サバ・ヘシコ・アブラアゲ (オリジナル)
~即興タイム~マー坊に捧ぐブルース(仮題)
4、モンキーマン (スペシャルズのカヴァー)
5、ROCKS (PRIMAL SCREAMのカヴァー)

ライブはハッキリ言って滅茶苦茶なのだが、実は歌って踊れて更には笑えるパンクバンドであったりする。一生懸命に滅茶苦茶をやるのは実は高度なテクニック。まだ未見の方は是非ともご覧いただきたい。見ないと損だが見るだけ損。どうせ損なら歌って踊って騒ごうというのが赤い衝動のテーマ。

この日いきなり赤い衝動の新メンバーにさせられたcb69さんのDJを挟み、後半へ。

後半のトップは7番手、refrain。男女混声ヴォーカルによる澄んだメロが印象的。少々久しぶりには拝見したが、メンバーからの音楽に対する気迫を感じた。それに余程の練習を重ねたのだろう。リズム隊が安定しているからか、メロも引き立っているような印象を受けた。年齢的にも若手の代表格にしてシーンの中堅。息の長い活動を期待したい。

ノートリアスロックの看板娘、さち&ゆうちゅうのDJを挟み、8番手のザ☆バンジーズ。若干のサイケデリック感覚を持ったアコースティックサウンドと存在感のあるヴォーカリストによる歌世界が素晴らしい。ドラムレスでパーカッション、エレキギター、エレキベース、笛奏者、アコースティックギターとヴォーカルの5人編成。実はメンバーと私は10代からの旧知の中で、今でも音楽活動を続ける貴重な友人でもあるのだが、サウンドの方向性が真逆だからか、ずっと対バンの機会には恵まれなかった。やっと今回ご一緒出来たのが嬉しい。

9番手はLooZ。ベテランハードロックバンドは当然実力派。確かな演奏と饒舌なトーク(MCというよりもトークと呼びたい)。私と同世代のメンバーが中心になっているのだが、サウンドの方は王道と邪道というぐらい違っている。もちろん、LooZが王道でエクスペが邪道だ。同世代なのにこのギャップはどこで生まれるのか?なかなか興味深い。

10番手。トリ前にTRiNKA FiVE。キャッチーなメロと高速ドラムの対比が面白いバンドで、ジャンル的にはメロコアの範疇に入るのだが、コード進行がスタイリッシュで、時にラテンやボサを思わせる軽やかなメロを聴かせてくれる。一聴して口ずさめて踊れるというのはロックバンドにとって重要なポイントだと思う。

DJ TOMOによるBUCK-TICKメドレーを挟み、トリは我々、Experimental crossbreed。
新曲を含むダンサブルな選曲で挑む。
この日のセットリスト
SE、Loop GuluⅡ
1、Damn The E.Apes(新曲)
2、Monsters From Mars
3、We Will World Wide Weirdo(極彩色)
4、9th Acid Blues

En,Storma

テクノロジーと太古、相反するふたつをテーマにした新曲、Damn The E.Apesでスタート。余裕を持った演奏をするには、もう少しこなす必要があるが、人様にお聴かせするには大丈夫だと思える範囲。以降の曲はライブ定番曲がメイン。セットリストの幅を拡げる為にも新曲を増やしたいところ。満員のホールビーは気持ちがいい。見える範囲のお客さんは踊ったり腕を上げたりしている様子が伺える。楽しんでくれているみたいで嬉しい。
アンコールも受けて、これまた感謝感謝。

120名あまりのお客様、出演を快諾くださった対バンの皆様、転換中もフロアを盛り上げてくれたDJの皆様、リハ無しの長丁場という悪条件をのんでくださったホールビー中条さん、イベントに関わってくださった、全ての方に感謝。ありがとうございました!

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